プロジェクト管理は難しいか!?
こんにちは。
達人ブログです。
本日はプロジェクト管理についての考え方をご紹介します。
「プロジェクト管理」というのは、社会人なら誰もが経験することでしょう。
業務上の仕事だけでなく、考え方によっては新人歓迎会や、チーム・部署の懇親会、ゴルフコンペ等も立派なプロジェクトと言うことができます。
つまり、同じ時を複数メンバーが共有するとなった時点で、それはプロジェクトという考え方ができます。
「プロジェクトは生き物」と表現されることもありますが、プロジェクト管理が難しいのは、目標もメンバーも期間も全く同じというプロジェクトというのは存在せず、常に新しい発想が必要だからだと感じます。
当然懇親会等でも、メンバーが変わったり、開催の趣旨が変わったり、当然時期も変わったりしますので、同じものは二つとしてないでしょう。
「プロジェクト管理」は難しい。
この意見は、おそらくプロジェクト管理をしたことがある方の共通意見ではないでしょうか。
しかし、難しいからといって頻繁に失敗しているかというと、そういうわけでもなく、基本的にはそれなりに無難に終了することの方が多いのではないかと思います。
成功するために求められることは数多くありますが、大事にすべきことの一つに、「計画と実行」という考え方が挙げられます。
例えば、30人月のソフトウェア開発プロジェクトを遂行するとして、5人で3ヶ月でできるかと言ったら、これは明らかに無理でしょう。
30人月と見積もったので、5人でやるのであれば最低でも6ヶ月は必要でしょう。(実際には業務を平準化できないことも多く、もう少しかかると思われる)
しかし、実情はどうでしょうか。
営業の人が、案件を受注したいから何とか納期を早めて欲しいといったことや、メンバーが事故に遭い人員が減ってしまった、あるいは病欠でプロジェクトから離れてしまったなどということを経験しているのではないでしょうか。
もちろん、業務を効率化したり、仕様を変更して業務量を減らすことで解決することもできますが、それは次段階での手段であり、基本的に無理なものは無理でしょう。
できないことは恥ずかしいことではありません。
なぜできないのか、きちんと考える必要があります。
そうして対策を打ち出し、解決策を見出すことに注力するべきでしょう。
まずは冷静になって、状況を説明するロジックを準備する必要があります。
安請け合いして後で損をするより、時には無理だと断る勇気も必要でしょう。
本日は以上です。
また次回に。