なぜ日本人は空気を読むのか!?
こんにちは。達人ブログです。
本日のブログでは筆者なりに日本人の性格の核心に迫ってみたいと思います。
一概に全ての人に当てはまるとは言えませんが、やはり日本人は周囲に合わせる傾向が強いように感じられます。
何故なのか、私なりに分析してみると、「自分に自信がない」、「周囲に合わせていた方が楽」、「特に何も考えずに行動している」などといったタイプに分けられるのではないでしょうか。
もちろん上記の3つのタイプ以外にも様々な行動特性があると考えられますが、いずれにしても人に合わせて行動する人が多いのではないでしょうか。
例えば、一つ目の「自分に自信がない」の反対で、「自分に自信がある人」について考えてみると、サッカー日本代表の本田圭祐が挙げられます。
彼は試合前にはチームメートをも寄せ付けないほどピリピリとした雰囲気を醸し出し、自分の世界に入り込むそうです。
当然メディアのインタビューには答えませんし、試合後でも自分のプレーに納得がいかない場合、取材に応じないことも多々あります。
また、スポーツ選手によくあるロングインタビューに関しても、彼なりのこだわりがあるようで、全てのメディアのインタビューには応じず、サッカーに真剣に向き合い、プロとして取材に臨んでくれるようなメディアでなければ応じません。
つまり、ワイドショー的に、ちょっと活躍したから取り上げるというタイプのロングインタビューには応じないのです。
それは本田も職業としてプロのサッカー選手であるから、メディアもプロの職業として真摯にサッカーに向き合って欲しいという彼の想いがあるようです。
前置きが長くなりましたが、ここで述べたいのは、本田のように真摯に自分の職業に向き合い、努力し、結果を残している人間は周りに合わせるという考えが普通の人より薄いということです。
それが良いとか悪いという問題ではなく、彼のような人間も現に存在しており、サッカー選手に限らず、もっとそういった人間が出てきても良いのではないかと感じます。
二番目の「周囲に合わせていた方が楽」というのは共感できる人も多いのではないでしょうか。
「出る杭は打たれる」ということわざがあるように、日本の文化として、周りに合わせて、出すぎないことが善だとされる風潮があります。
ビジネス分野では海外からこの点を指摘されており、孫正義さん(ソフトバンク経営者)のような有能なビジネスパーソンが育ちにくい社会だという意見もあります。
確かに出る杭は打たれる文化では、有能なビジネスマンがいたとしても、トップに至るまでに挫折してしまいそうですね。
このように、「空気を読む」(=周囲に合わせる)という文化は良い面もある一方で、もったいない一面もあると言えるでしょう。
もちろん日本人の良さを残しつつも、自分自身の考えを持つことや、ここだけは譲れないなどといったものがあっても良いと思います。
なんとなく生きていても、それはそれで人生ですが、どうせ一度きりの人生なら、自分に自信をもって行動できるように何かに打ち込むことも必要なのではないでしょうか。
そういった人間は周囲に合わせなくても、必ず付いてきてくれる人がいるはずです。
本日は以上です。
ではまた次回に。
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