InnoPM開発日誌

株式会社電縁が提供するプロジェクト・工数管理InnoPMについて

増税の波がゲームセンターを襲う!?

こんにちは。

暖かく過ごしやすい陽気になってきましたね。でも、4月からお財布は冷えきっちゃうっていう人もいるのではないでしょうか。……そうです、4月から消費税が8%に増税されるからです。
2015年10月からは10%へと引き上げられる予定です。いやー、厳しいですね。

増税まで1週間を切った今、急いで買い物をする人が続出中で、みなさんの中にも最近、少し値段がするものも思い切って買った!という人もいる思います。

しかし、増税は消費者だけの悩みの種ではありません。多くのお店も対策に頭を抱えています。

実はゲームセンターまでも増税の大きなあおりを受けているのをご存知でしょうか?

ゲームセンターといえば若者が集まる賑やかな場所ですが、増税は大きな負担になっています。「ゲームは1回100円でできるもの」消費者にはそのようなイメージが強く、1円単位の価格転嫁は大変難しいようです。

確かににそうですよね。UFOキャッチャー1回108円って、やる気なくなっちゃいますよね。

そのため、1回100円という価格をを何としても維持しようと考えられたのが、なんとUFOキャッチャーのクレーンのアーム部分を変形させ、景品をつかみにくくするという手法です。景品獲得率を低くして、そこで増税分をカバーしようということです。

それ以外には、硬貨を使わないメダルゲームの割合を増やすという方法も、お店によっては実施されるようです。増税の負担を、そのような目に見えづらい形でカバーするとはよく考えたものです…

しかし、それだけで完全にカバーできるほど、増税の影響は小さくありません。

料金設定を変えず、3%の増税が実施されたとしたらゲームセンターが1年間でいくら負担しなくてはいけないかご存知でしょうか?  

1000万円?1億円?いやいや、そんなものじゃありません!その額なんと10億円!!
耳を疑っちゃいますよね。

大規模アミューズメント施設となると、負担額が半端じゃないですね。これなら店をたたむという苦渋の決断をする会社もあるでしょう。

生活の隅々まで影響がある消費税の増税。春はまだ遠い…