chmod パーミッション(アクセス権)について理解を深めよう!!
こんにちは。
達人ブログです。
本日は、ファイルの管理権限等の「パーミッション」(アクセス権)についてご紹介します。
基本的な考え方としては、2進数を理解していれば問題ありません。
chmodはパーミッションを指定する際のコマンドであり、「change mode」の略です。
利用頻度が高い4種類のパーミッションについて紹介します。
基本的な設定方法は以下の通りです。数字の部分を利用したいパーミッションによって
都度変更していきます。
ディレクトリを指定した場合は、ディレクトリ以下の全ファイルのパーミッションが変更されます。
$ chmod 644 ファイル名(ディレクトリ名)
644で設定されるパーミッション内容は「所有者は読み書き可能、所有者以外は読み取りのみ可能」となります。
標準出力される内容として644の場合、
rw-r--r--
となります。
全部で9箇所の項目がありますが、3箇所ずつ区切ることができて、最初の3箇所が所有者(自分自身)、真ん中の3箇所がグループ、最後の3箇所がothers(その他のメンバー)となります。
rはreadの略で、読み込み可能。
wはwriteの略で、書き込み可能。
あとはxがあり、executeの略で実行可能となります。
残り3つのパターンをご紹介します。
$ chmod 600 ファイル名(ディレクトリ名)
600の場合、パーミッションは「rw-------」となります。内容としては、「所有者は読み書き可能、所有者以外はファイル(ディレクトリ)に対する操作が一切できない状態」となります。
$ chmod 755 ファイル名(ディレクトリ名)
755の場合、パーミッションは「rwxr-xr-x」となります。内容は、「所有者はファイル(ディレクトリ)に対して読み書き実行のあらゆる操作が可能となります。所有者以外は書き込み不可で、cdやlsは可能」です。
$ chmod 700 ファイル名(ディレクトリ名)
700の場合、パーミッションは「rwx------」となります。内容は、「所有者はファイル(ディレクトリ)に対してあらゆる操作が可能。所有者以外は、ファイル(ディレクトリ)に対する操作は一切不可(ディレクトリ内を見ることができない)」となります。
本日は以上です。
また次回に!