InnoPM開発日誌

株式会社電縁が提供するプロジェクト・工数管理InnoPMについて

工程管理のための工程管理をしていないか!!

こんにちは。達人ブログです。

本日は「工程管理」をテーマに工程管理の手法、メリット等についての議論を展開したいと思います。

皆さんは工程管理に対してどういったイメージをお持ちでしょうか。

「生産性を高めるもの」、「費用対効果を最大化するもの」、「コストを削減するもの」、「残業を減らすもの」、「効率良く働くためのもの」等々、さまざまな意見や感想をお持ちになると思います。

そうした一つ一つの考え方が、工程管理を工程管理たらしめていくので、もっと工程管理に関する議論が日本国内外問わず活発に行われることを期待します。

また工程管理に関する知識があったとしても、現時点で企業や個人が工程管理においてどの段階に位置しているのかという点も重要なポイントでしょう。

工程管理をまだ行っていない段階なのか、始めたばかりなのか、工程管理を開始して数年が経過していのか、既に工程管理を行ったことで売上増などの実績が出ている段階なのかによってもやるべきことは変わってきます。

まだ工程管理を行っていないのであれば、まずは始めてみることが重要でしょう。

プロジェクトを立ち上げる際に、何人月かかりそうなのかある程度予想することはできるかもしれませんが、いずれ無駄な工数を使っていないか、あるいはもっと効率の良い人員配置をしてコストを削減できないか等の課題に直面することになります。

そういった際に実際の数字データがあるかないかで判断のポイントが変わってきます。

数字の管理や採算管理等は行っている企業が多いと思いますが、それでもなお人間の感覚値に頼っている企業もあるのではないでしょうか。

個人の感覚値よりも数字の方が客観的に見ることができますので、そういった意味でも、工程管理をすることで誰がどのプロジェクトにどの程度の時間を費やしているのか管理することは大切になってきます。

また、人事異動の際にも、数字という指標があることでより合理的な組織改革を行うことも可能になります。
異動を命ずる方も命じられる方も、客観的なデータに基づいて決定を行えば、お互いに納得感があるでしょう。

企業にとって「コスト削減」は永遠のテーマですから、どんなに突き詰めていっても課題は出てくるものです。

個人の感覚値に頼ったどんぶり勘定でなく、数字という客観的データに基づいた管理手法をとっていく方が、長い目で見た時にメリットが大きいです。

人事評価や給与改定の際にも、評価指針として役立ちますので、まずは工程管理を行っていくことが重要です!!

慣れてくると、工程管理をするために工程管理を行うといったマンネリも起きてくることもありますので、その辺は管理者と周辺の方のアイデア等で常に先鋭な管理を行うように工夫していくことが重要です。

今後日本の人口規模が縮小していく中で、一人一人の働き手に求められる仕事量は今よりも増えてきますので、いかに効率良く、そしてアウトプットを最大化していくことが日本国内の大きなテーマになってくるでしょう。

そのための第一歩がまずは工程管理だと感じます。

本日は以上です。
また次回に!!


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